「虹の降臨」は降霊術の一種であり、死者を呼び戻す儀式だと言われています。
儀式を行うには様々な条件があります。
まず雪が降っていなければなりません。
部屋には一切の明かりを入れてはならず、暗闇の中で行う必要があります。
また、午前2時から3時までの短い時間でしか行うことができません。
様々な道具が必要です。
純白の衣服を着用する必要があります。
お供えものとして、虹の色と同じ色の花を部屋いっぱいに敷き詰める必要がある。
儀式は単独で行うことが推奨されており、その他の人や動物を部屋に招き入れてはならないとされています。
儀式は輪を描くように花を並べ、その中に座ります。
そして、虹の色に合わせたろうそくに炎を灯し、祈りを捧げます。
呼び戻したい死者の名前を5回口に出して、祈りを捧げます。
この儀式を怒ってきた人々の中には、死者が現れると主張する者もいます。
しかし、死者の魂を招くものでなく、悪霊や呪いなどを呼び込む儀式だと主張する者もいます。
知名度の低い儀式なためほとんど情報は出回っていません。
死者を呼ぶためなのか、悪霊や呪いのための儀式なのか、もしくはただの都市伝説に過ぎないのか誰も知りません。
ただ、唯一言えることは興味本位で行うことは避けるべきだ、ということです。