新しい奇書「異次元の扉」が見つかり、マニアの間で話題になったのは少し前のことだ。
日本語とは異なる未知の言語で書かれており、次のような言語で書かれている。

「Zalthorok duvimar chaztir lombrakti, gorgalon krothar yarzuth kalanor.」

独自の文字で構成されており、その意味は謎に包まれている。
マニアたちによる解読の試みがされているが、未だに解明されていない。

ただ、作者だけは判明している。
作者の名前は「藤田秀之」。
本の古さからして、数百年前に書かれているようだ。
数百年前の日本の書籍が、なぜこのような不思議な言語で書かれているのか、まだ謎は解けていない。

この本には1枚のメモが挟まっていた。
「異次元の扉」に書かれている内容を記載したメモだ。
そのメモによると、「異次元の扉」は異次元世界に関する記述や儀式について記述されているという。

奇妙な生物や神秘的な光景が描かれており、異次元との交流や召喚の方法が記されている。
また、この奇書を読んだ読者は、奇妙な幻覚を覚えたり、不思議な夢を見ると書かれている。
このメモの著者はこの奇書を読むことで異次元の扉が開かれ、異世界との交流を体験したという。

このメモは比較的新しいためいたずら好きの誰かが適当に書いただけの可能性がある。
ただ、もしメモが本当ならば私たちが別の世界を目にする日は近いのかもしれない。